∑朝---笑颜∑ - 达人(星之海洋)

2005/01/21 | ∑朝---笑颜∑
类别(尘封过去) | 评论(2) | 阅读(41) | 发表于 05:03: 一日の時間の中で、
　一番好きなのが　朝。

　「春は、あけぼの。
　　　　　　　夏は、夜。
　　　　　　　　　　秋は、夕暮。
　　　　　　　　　　　　　冬は、つとめて。」

　かの枕草子では
　四季折々の一日の一番の美しい時間をこういう。

　けれど私は、どの季節でも朝を好む。

　丁度夜が明けて、
　白々しい空に薄くピンク色の雲がたなびき、
　冷たい空気が流れ、まだ、街が起きていないその時間は
　私の心に体にしみじみと流れ込んでくる。

　散歩に出かけると　
　夜中の工事を勤めていた建築業の若者が
　朝早くから仕入れに出かけて帰ってきたらしい
　商店街のおじさんからタバコの火を貰っている。

　お豆腐屋さんは早くもシャッターを開けて
　豆乳とにがりが入っている大きな鍋を
　のぞきこんでいたりするのでした。

　遠くの学校に通っているのか
　ランドセルを背負った小さな女の子があくびをしながら
　駅に向かう。

　朝練のために早くも私立の中学生が
　笑い声をあげながら改札口を出てくることもある。

　そんな街の人々の風景を
　回り道をしながら眺めていると
　なぜだか優しい気分になれるのです。

　9月下旬。8月が終ったと思ったのも束の間、
　既に10月の足音が聞こえてきています。

　ススキもその穂をはらみ、
　柿の実も徐々に膨らんできていますね。

　曼珠沙華もまるで千手観音の御手のように咲き誇り、
　何度も巡る季節に思いを馳せてしまう、そんな朝。

　多くの人に愛されてきたことを思い出しながら
　私は　笑顔で一日を過ごそう　と　いつも思うのです。; 0

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